中村家住宅

琉球王朝時代の農家として知られる「中村家住宅」は約280年前に建てられた琉球王朝時代の上層農家の代表的な規模と形式を完備しているといわれます。奇跡的にも戦災を免れた貴重な中村家住宅は「中グスク」の豪農として栄えた家柄だそうです。

まず屋根のシーサーが思い切りこっちを見ています。正面の壁はヒンプンと呼ばれ、入口の目隠しや悪霊を防ぐために建てられているそうです。

アシャギ(前の屋)と呼ばれる離れ座敷。客間や老人夫婦、新婚夫婦の部屋として使用されたそう。

アシャギ

建物の裏へ回る途中の石段と植栽の感じが気に入りました。我家でいじけているオオタニワタリがここではみずみずしく生き生きとしていて心が少し痛みました(笑)

琉球王国時代には身分に応じて間取りの規模も定められていて、中村家のような屋敷は豪農や上級紙族に限られていたそうです。

軒下は「雨端(アマハジ)」と呼ばれ、がっちりと石で固められていました。農家とは思えないほど、つち気のない足元です。

アマハジ
床の間もあります

身分によって決められていたのは間取りの規模だけではなく、赤瓦ぶきの屋根もまた高級氏族層などにのみ許されていたそうです。当然一般の民家は茅葺だったようです。

中村家はついで気分で、一応寄るかと思って行った場所ですが、想像以上に見ごたえがあり驚きました。中グスクを見学された方は、ついでに立ち寄る価値の高い場所として是非オススメです。

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